工藝 民藝 近代工芸

民人が使う工芸品を民芸品、工芸とは

高度な熟練した職人がつくりあげる美的器物、

工業生産と美術を組み合わせたものは近代工芸とある。

美術館で作品展を見ていると、この画家は作品を通じて何を伝えようとしているのか、

自分ながら探ります。

以前はオークションで何億もする絵画に触れていました。

価格は需要と供給のバランスで決まるのみで創り出した人の心の描写とは感じていなかった。

未熟でありました。今はこのモノが何をお客様に伝えているのか、伝えたいのか、よくわかります。

近代工芸といっても人の手が入ります。

家具屋に入り30年、この歳になって納めたお客様がどの様に家具を使っていらっしゃるのか、とても気になります。

私達、販売する人はせっかくの逸品を家族の一員となるべく、大切に思い出を蓄積する民藝品に育てて欲しいと伝えなくてはなりませんね。専門家なのですから。

当店で扱います、主に日本国内生産の木製品は近代工芸であります。

比べてみるとどの部分が違うのかをもっと心から伝えたいですね。

真心のはいったお品物を大切に直しながら1世紀、次の世代に繋げたいです。